ドラゴンフラッグとは?
ドラゴンフラッグはベンチ台に仰向けに寝た状態でベンチ台の端を両手で掴み、上半身を固定した上体で、腹筋の力を使って下半身を持ち上げてくるトレーニングです。
全身の中でも約7割の筋肉が集中していてかなりの重さがある下半身を、腹筋の力で持ち上げてくるのは相当の筋力が無いと難しいので、筋トレ上級者向けのトレーニングと言えます。
またドラゴンフラッグは、映画俳優のシルベスター・スタローンやブルース・リーが劇中で行っていたこととしても有名です。
ドラゴンフラッグでメインで鍛えられる筋肉は、腹筋全体です!
補助的に、腸腰筋や大腿直筋、脊柱起立筋、大臀筋にも刺激を与えることが出来ます。
ドラゴンフラッグの効果やメリットとは?
次に、ドラゴンフラッグをやる効果やメリットを見ていきましょう!
腹筋を鍛え上げ、バキバキに割れたシックスパックを手に入れることが出来る!
先ほどもお伝えしましたが、ドラゴンフラッグでは腹筋(シックスパック)全体を効果的に鍛えることができます。
腹筋はその筋肉の構造上、元々割れている見た目をしているので、割れた腹筋を手にするためには、体脂肪率をおおむね12%程まで落とせば、腹筋の上に覆い被さっている脂肪が無くなり、割れた腹筋が顔を出します。
ですので、ガリガリな人でも一応腹筋は割れているのです。
しかし、僕を含め、この豪道の記事を読んでくれているあなたは、男らしいカッコいい肉体を手に入れたいと考えていると思うので、ガリガリだから腹筋は割れているというのはカッコ悪いと考えると思います。
腹筋を鍛えていない状態で脂肪を落としても、ただ腹筋に割れ目が入っているだけです。
そこで、腹筋を鍛えることで、腹筋が筋肥大し、腹筋が大きく盛り上がってきます。
そうすることで、ボコボコと割れたシックスパックが出来上がり、男らしいカッコいい腹筋を手にすることが出来ます!
体幹の強化が出来る!
腹筋は背中の筋肉などと一緒に体幹の筋肉を形成しています。
体幹の筋肉強化は、身体のバランスが整ったり、フィジカルの強化に繋がるので、スポーツのパフォーマンスアップが期待出来ます!
ヨーロッパで活躍しているサッカーの日本代表・長友選手も、体幹トレーニングを取り入れることで、これほどまでのトップ選手として活躍しています。
腹筋(シックスパック)を徹底的に鍛えることができる!
ドラゴンフラッグは自重の腹筋トレーニングの中でも最高の強度を誇るトレーニングです!
トレーニング効果も最高なので、ドラゴンフラッグが出来る人は、ドラゴンフラッグをやってれば腹筋の自重トレーニングは間違い無しと言うことができます!
ドラゴンフラッグの本当に正しいやり方とは?
こんなに素晴らしい効果やメリットがあるドラゴンフラッグの本当に正しいやり方を確認していきましょう!
回数は、筋肥大を目的に行うのであれば、6〜12回でオールアウト(持ち上げられなくなる限界の状態)するようにするのが理想ですが、ドラゴンフラッグはメチャクチャキツいので、6〜12回も出来ないかもしれません。
出来ない場合も、限界まで行いオールアウトさせることが重要なので、オールアウトを目指してやってみましょう!
セット間の休憩は1分間で3セット行ってみましょう。
それでは、ドラゴンフラッグのやり方を簡単に説明します。
1、ベンチ台の上に仰向けになり、両手で頭の横のベンチ台の端を握る
2、両足を高く上げ、身体がベンチ台と垂直になるようにする
3、両足を伸ばし、ゆっくりと足を下げていく
4、腰がベンチ台につくギリギリのところで止める
5、再び両足を高く上げ、身体がベンチ台と垂直になるようにする
6、3〜5を繰り返す。
簡単な動きを確認したところで、本当に正しいドラゴンフラッグをやるためのポイントを確認していきましょう!
腰をベンチ台につかない!
両足を下ろしていく時に腰をベンチ台に付けてしまうと、腹筋への負荷が抜けてしまいます。
負荷が抜けてしまうと、その間腹筋は休んでしまうので、筋力を回復させてしまいます。
筋トレは、セット間では絶えず目的の筋肉に負荷をかけ続け、その筋肉の筋繊維を破壊することが重要です。
ですので、筋肉に休む隙を与えてしまうとトレーニング効果が下がってしまいます。
辛くなっても、ベンチ台に腰を付けないように、心を鬼にして頑張りましょう!
腰が痛い方は無理をしない!
ドラゴンフラッグは腰への負担が強いトレーニングです。
現在腰を痛めている方や、昔に腰をケガして不安な方は無理をせず、他のトレーニングで腹筋を追い込むようにしましょう!
呼吸を意識する!
筋トレ全般に言えることですが、呼吸を意識することで力も出やすくなりますし、トレーニング効果も高まります。
また、力を入れる時に息を止める人もいますが、息を止めてしまうと血圧が急上昇してしまい、倒れてしまったりと言った危険性があります。力を入れる時は息を吐くと血圧も高まらず安全に筋トレをすることが出来るので、呼吸に意識を向けてあげましょう!
ドラゴンフラッグをやる際は、足を下ろす時に息を吐き、足を上げる時に息を吸うのが正しい呼吸法です。
ドラゴンフラッグのまとめ
いかがでしたでしょうか?
ドラゴンフラッグの効果やメリットと共に本当に正しいやり方を理解して頂けましたでしょうか?
ドラゴンフラッグは腹筋の自重トレーニングの中でも、最高のトレーニング効果を誇っています。
ですが、現在のあなたにとって本当にツイストクランチが最も適切なトレーニングなのでしょうか?
トレーニングは、それぞれの種目によって目的が異なりますし、あなたが筋トレ初心者なのか、中級者なのか、上級者なのか筋トレレベルによっても、行うべき適切なトレーニングは変わってきます。
加えて、トレーニングは1種類だけ行っても大きな効果は望めません。それぞれ目的の異なるトレーニングを組み合わせて行うことで、最大限のトレーニング効果を発揮することが出来るのです!
ですので、ただやみくもに筋トレをするのではなく、筋トレを組み合わせてメニュー化して行わなければ、時間も労力も無駄にしてしまいます。
そこで、実際に私が柔道やブラジリアン柔術の大会で優勝するために、試行錯誤して必死になって作り上げた筋トレメニューをあなたにお伝えします!
私は現に、大学柔道の全国大会でも優勝し、年末に行われたブラジリアン柔術の大会でも優勝しているので、筋トレメニューの効果には自信があります!
時間も労力も無駄にせず、最大限効率的に肉体改造をしたい方は、ぜひコチラの記事を参考にしてみて下さいね!
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